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June 25, 2009

放ちやる蝗うごかない

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Information – 四方館 DANCE CAFE –「出遊-天河織女篇-」

―山頭火の一句― 昭和5年の行乞記、9月28日の稿に

9月28日、曇后晴、生目社へ。-宿は宿は同前京屋か-
お昼すぎまで大淀-大淀川を東に渡ったところの市街地-を行乞してから、誰もが詣る生目様へ私も詣った、小つぽけな県社に過ぎないけれど、伝説の魅力が各地から多くの眼病患者を惹きつけてゐる、私には境内にある大楠大銀杏がうれしかつた、つくつくぼうしが忙しくないてゐたのが耳に残つてゐる。-略-

今日はしつかり労れだ、6里位しか歩かないのだが、脚気がまた昂じて、足が動かなくなつてしまつた、暮れて灯されてから宿に帰りついた、すぐ一風呂浴びて一杯やつて寝る。-略-

大淀の丘へ登つて宮崎平原を見おろす、ずゐぶん広い、日向の丘から丘へ、水音を踏みながら歩いてゆく気分は何ともいへないものがあつた。もつもとそれは5.6年前の記憶だが。-略-

「途上即事」として、表題の句と
 「笠の蝗-イナゴ-の病んでいる」
 「死ぬるばかりの蝗-イナゴ-を草へ放つ」の3句を記している。

―四方のたより―

You Tubeは昨日に続く「Reding –赤する-」のScene.5-2
デカルコ・マリィ十八番芸その2である-Time 5’13

―世間虚仮― 大阪市有地の不正転貸

昨夕刊と今朝の朝刊と一面を飾っている大阪市有地の転貸問題。
条例違反と挙げられていた2社が、ともに嘗て私の知るところの人や会社であっただけに驚かされつつ記事に見入ってしまった。なにしろ88年から00年までの丸12年の間、港区の奥野市議の事務所に在って、日々舞い込んでくる相談ごとから後援会などのことども一切、また4年に一度めぐりくる選挙関係の諸事全般を経験してきた身であれば、港区の人々や会社については、直接知るもの間接知るもの数多で、否応もなく今なお大脳辺縁系に刻まれているらしく、こんな記事に出会してはその当事者や関係者の人品骨柄が思い出されてくるのである。

もとは土地区画整理事業から派生してきたものと思われる「大阪海陸運輸協同組合」への市有地賃貸が、組合加盟会社の特権的事項ともなって、いつのまにか私有財産として利得の温床となったまま長年にわたって見逃されてきたことだ。

調べてみると「公正職務審査委員会」なるものによってすでに平成19年度、「臨港地区市有地において転貸等の不適正事例が多数ある」ことが勧告されている事案である。自治体の癒着や不正に喧しいご時世のことだから、以後、管轄の港湾局においても是正指導しようと努めてきたには違いないが、にもかかわらず頑なにこれに抵抗、転貸解消に応じようとしてこなかったのが、どうやらN産業とK運輸の2社ということらしい。

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